設計者が知っておくべき機械加工におけるVA・VEコストダウン

形状変更によるコストダウン(島形状の変更)

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上図のような島形状の底部と側面の角をエッジ形状に仕上げる指示がある場合、通常の切削加工ではバリを取る為にVカットエンドミルのような工具での加工が必要になりコスト、納期が増大する原因となります。

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島形状の平坦部分のみが必要な場合は、島形状の底部と側面部の角部を90°ではなく45°の角度がついた形状にすることで工具交換なしの切削加工が可能になります。工数を削減することにもつながり、コストダウンを実現できます。
エンドミルによる加工を行う際には、工具の形状から角部にRがついてしまいます。島形状等の側面を水平面に垂直な設計にしてしまうとVカットエンドミル等を別に使っての加工が必要になるため、角度がついた形状に設計することで加工コストダウンを実現することができます。